桂林は中国を代表する国際観光都市です。最近では日本からの直行便も就航し、益々人気が出てきた観光地です。アジアからだけではなく、世界中から多くの人が海外旅行に訪れている場所です。
桂林では4月から10月に天候が安定するため、その間に訪れるのがおすすめですが、特に10月には桂林の花とされている金木犀が一斉に開花し、街中に甘い香りが漂います。桂林という場所の何が人気のあるポイントかといえば、それは「風景」です。まるで山水画を思わせる優美な風景は世界的にも有名とされているところです。市内観光をしてビーフンなどの地元料理を堪能し、七星公園に向かうというのが桂林での定番の観光コースになりますが、絶対に外せないのが漓江下りです。漓江とは、広西自治区の東北部に流れる川で、そこを竹船や遊覧船に乗り川下りをしていきます。船に乗る前からその独特な風景に驚かされますが、船に乗って岩山の中を進んでいくと、山水画の世界に入り込んだように幽玄な風景が次々にあらわれます。
その中で最も見るべき風景とされているのが「芦笛岩」です。芦笛岩は鍾乳洞なのですが、1歩足を踏み入れると別世界に来たかのような錯覚に陥るほどの幻想的な風景です。その中の水晶宮が最も綺麗とされていて、それは息を呑むほど美しい自然の作り出した風景です。船で川を下っている間には川沿いに屋台があり、ビールを片手に天ぷらを食べることをしながら、風景を見ることも楽しいです。更に川を下ると見えてくる「象鼻岩」は、その名の通り象が鼻を伸ばし水を飲んでいる姿に見える、一風変わった風景です。象の鼻に見える部分と足に見える部分との間にある丸い穴は水月洞、目に見える部分にある穴は象眼岩と呼ばれています。ここは、桂林市内にある象山公園内にありますので、気軽に訪れる場所です。桂林市内には、おしゃれな雰囲気のカフェレストランが増えてきて、地元料理だけではなく洋食を楽しむこともできるようになりました。実は桂林では夜景が美しいとされるスポットがたくさんあることでも知られています。
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